鹿児島大学国際交流会館でチューターの仕事をする鹿大生

鹿大生の写真

吉國 未夢生(よしくに みゆう)

●所属

法文学部 法経社会学科 3年

●出身

鹿児島県

●なぜ鹿大?

???

みゆうちゃんは中学校が一緒で、大学生になってから偶然アルバイトで再開して、とっても仲良しの友達。3年生になってから国際交流会館に住み込みでチューターの仕事を始めたと聞いてから、その行動力と楽しそうな姿に是非話を聞いてみたいと思った。

Q. どうして応募しようと思ったの??

元々はゼミの先輩がチューターの仕事をしていて、ずっとやってみたいと思ってたんだよね。そうしたら2年生の後期に鹿大のp-segで国際交流会館のチューターを募集しているのを見つけて。私たちの年代はコロナの影響もあって、留学や国際交流を自由に出来ない状況だったよね。何かできることないかなって思ってたところだったから、住み込みで留学生と交流できると知って、この仕事にすごく魅力を感じたの。多文化共生や海外文化にもともと興味があったから、すぐに応募を決めたよ。

Q. 面接ってどんな感じだった?

そうそう、面接官はzoom上と対面を含めて6〜8人いたかな。すごく緊張したけど、自分の思いを正直に伝えることを意識したよ。私の所属しているゼミには留学生が何人かいて、外国人に伝わりやすい日本語(やさしい日本語)を学んだ経験があったのね。この知識をチューターの仕事に生かせればいいなと思って。外国語を上達させたいというよりは、今まで大学やゼミで学んだことや経験を生かしたいんです!ってことを熱弁したかな(笑)。

Q. 国際交流会館で働けてよかったと思うことは?

文化や価値観の違いとか、日本で普通に生活していたら気がつけない発見があることかな。留学生の生活をサポートする上で、宗教上の問題とか考え方の違いとか、実際に関わらないと分からないことって沢山あるんだなって。固定概念が壊されていく感じというか。会館の私が住んでいる棟には、日本人は私しかいないのね。外から何語かも分からないような会話が聞こえてきたりもするよ(笑)。もしかしたら自分が留学をするよりも、貴重な経験が出来ているかもって思う。あとは人脈が増えたことかな!留学生はもちろんだけれど、大学の先生とも繋がりができたのは嬉しかったな。

国際交流会館の皆さん

Q. なかなか最初の一歩を踏み出せない学生へ一言!

少しでも興味を持ったり、やってみたい!と思ったなら、挑戦してみる価値はあると思うよ。私自身、3年間ほとんどオンライン授業だったし、やりたいこと全然できてなくて。だからこそこの仕事を知った時は「とにかくチャンスがあるならやってみよう!面白そうだし!」っていう気持ちが大きかった。やりたいことの前の手続きとか準備を面倒くさいって思っちゃうのはすごく分かるんだけど、私はこのチューターの仕事に関してはその面倒くささを超えたワクワクの方が大きくて。そのワクワクに向かって一歩でも進んでみる努力は、どんな結果になっても無駄じゃないと思う。あと、私のゼミの先生が仰っていた「衝動を大切に」っていう言葉をみんなにも伝えたいかな。そのままの意味なんだけど、「やってみたい!面白そう!」っていう自分の気持ちに素直に従ってみるのも、たまには大事だよね。(笑)。もしかしたら自分が留学をするよりも、貴重な経験が出来ているかもって思う。あとは人脈が増えたことかな!留学生はもちろんだけれど、大学の先生とも繋がりができたのは嬉しかったな。

会食の写真

編集後記

私自身も国際交流にとても興味を持っていて、みゆうちゃんの話に私はずっと羨ましがっているばかりだった。でも、羨ましいと思うだけでは何も始まらないのだ。私のような最初の一歩が踏み出せない人へ、このインタビューを見てほしい。遅いなんてことは絶対にない。考えてしまう前に、面倒くさいと思ってしまう前に、それを超えるワクワクへ向かって一歩だけでもいいから踏み出してみよう。