海外に興味を持ち、留学予定の好奇心あふれる勉強家
伊藤穂香
●サークル
カッター部
●趣味
ひとり旅、登山、映画鑑賞
●将来の夢
研究者？
●好きな食べ物
トマト、焼き芋、カレー
●出身
三重県
Q. ほのかさんは留学予定とのことですが、過去に海外経験はありますか？
高校二年の時に、学校の海外研修でカンボジアを訪れました。人数に限りがあり、希望者のみ応募して行くことができる研修でした。このときの海外研修では、行き先が中国とカンボジアの二択から選ぶことができました。面接などを通して、無事カンボジア行きが決まりました。
Q. 現地ではどのようなことをしたのですか？
首都プノンペンを中心に、遺跡を見学したり、現地に住む日本人のお話を伺ったりしました。現地では日本のようにブラックペッパーを、香辛料として、使うよりも、実自体を食べることを知り、新たな学びを得ることができました。他には、カンボジアの進学校の生徒と交流して、現地の生徒のお家にお邪魔し、パパイヤをごちそうしてもらいました。そのとき、現地の生徒さんのお家までは、バイクに乗せてもらって向かったのですが、なんと3人乗りをしました（笑）。普通は3人も乗らないバイクに、3人で乗るという珍しい体験ができました。（笑）
Q. 現地で驚いたことはありますか？
トイレです。カンボジアのトイレは、日本と違って、トイレットペーパーがないことが通常です。あっても空港などです。現地の人はトイレを使った後は水で洗います。桶にためているお水を使うこともあるとかで、なかなかの面白さを感じました。思わず何度も写真を撮りました！そのような日本とは違うトイレを使ってみることに対して、とても興味がありました。
Q. なぜトイレに興味を持ったのですか？
もともと登山をしていたんです。やっぱり登山中もトイレを使うわけですが、山の中なので、一般的な水洗トイレではないですよね。バイオトイレとか、少し街中や自宅では見慣れないトイレに接する機会が多くて、トイレの大事さに気づかされました。
Q. ほのかさんは、なにか海外に関する取り組みなどはされていますか？
鹿児島大学の語学プログラムで、「グロスペ外国語」というものがあります。留学生一人につき、5人ほどの鹿大生がグループとなり、お互いの言語や文化などについて交流するプログラムです。私は今までに2回参加し、英語、その後ミャンマー語を受けました。
Q. ミャンマー語は珍しいですね！なぜミャンマー語を受けることになったのですか？
たしかに、ミャンマー語は珍しいですね（笑）受講したきっかけは、ミャンマー語を学ぶ機会はめったになく、周りの知人がミャンマーに行った経験を持っていて、知人からいろんな話を聞く中で、魅力を感じたからです！ミャンマー語を受講してから、さらにグロスペ外国語の面白さに気づいて、この活動を継続させたいと思いました！また、留学生っていっても、日本語ペラペラな人が多いので、コミュニケーションの心配もなく、楽しく学ぶことができます！ミャンマーの国政が安定したら、是非訪れてみたいです！
Q. グロスペ外国語でそのような活動をしているのですね。特に魅力的な部分はありますか？
留学生の友人ができることです。連絡先を交換したり、会話が弾んだりします。そのような時はうれしさも感じますね。また、英語などのようなメジャーな言語だけでなく、珍しい言語を学ぶこともできます。授業以外で多言語を学ぶ機会としてはピッタリです！
Q. 留学をする予定がおありとのことですが、より詳しく知りたいです！
フランスに一年間留学する予定です！留学する理由については、大学でフランス語の授業をとり、興味を持ったからです。大学1年の後期からフランス語を勉強し始めて、フランス語を勉強するのはありだなと感じました。また、フランス語の先生がとても良い方で、それもひとつの決め手となっていると思います！あと、なるべく日本から遠いところにいきたかったという気持ちもあります(笑)私の留学するレンヌ地方は農業と漁業がさかんで、自分の専攻と結びつけて学べるのではないかと思いました。フランス語を受けてから、英語以外の言語を学ぶことへのハードルが下がりました。むしろフランス語を学ぶ楽しさを知ることができました。 皆さんにも、英語以外の言語を勉強することをおすすめしたいです。不安なことは語学力とスリです。フランスはスリが多いと聞いたので、注意しなければいけませんね。
編集後記
留学についてのお話はもちろん、他言語を学んだり、外国の文化や慣習に触れる大切さや魅力も伝えてくれたほのかさん。今後のフランスでの躍進に乞うご期待です！