アイドルカバーダンスサークルHush×Hushを創設した大学生

鹿大生の写真

前田 茉利佳

●所属

法文学部 法経社会学科 4年

●出身

鹿児島県

●好きな食べ物

りんごあめ

●なぜ鹿大?

チャレンジしたいことに全身全霊で取り組める、自分にとって一番いい環境と判断したから。

鹿児島大学で初めて誕生したアイドルカバーダンスサークル Hush×Hush。今回は創設者である前田茉利佳さんにつくってみようと思ったきっかけや、創設から現在の活動までの中での貴重な経験や思い出についてお話を聞いてきました!

Q. Hush×Hushというサークルをつくってみようと思ったきっかけを教えてください!

きっかけはたくさんあるんですけど…。1つ目としては、実は、1年生の頃は遊びに重きを置いていた時期があって(笑) 1年生の冬休みごろに、今の生活をあと3年も続けるのかなってふと我に返ったんです。 そして、自分が本当にしたいことはなんだっけと考えたときに、舞台に立って自分を表現することだったり、たくさんの人に喜んでもらえるようなことをしたりすることだと気づいて。それが、アイドルカバーダンスサークルをつくろうという考えにつながりました。 あとは、1年生の冬頃からコロナがはじまって、大学生にとっては大学に行くのか行かないのかだったり、世間的にも暗いニュースが増えてきたりしたことで、みんなの心が沈んでいるように感じて…。自分にも何かできることがあるならしたいと思ったこともきっかけの1つです。 そして、Hush×Hushができる前は鹿児島大学にはアイドルダンスをカバーするようなサークルはなくて、ダンスサークルも一つしかなかったので、「ないならつくっちゃえ!」と思って。一緒につくろうと話していた子が入学するタイミングでHush×Hushをつくることになりました。

Q. Hush×Hushをつくってから大変だったことはありますか?

最初の人数集めが大変でした。人数を集めてからサークルをつくったのではなく、2人から始めて、活動実績もなかったので、人数を集めるためにほぼ毎日SNSの生配信で活動内容を説明したり、Twitterの質問箱によせられる質問に答えたりしました。本当に人が集まってくるのか確証がなかったのですが、人数集めを始めてから1ヶ月で予想を超える14人ぐらいが集まりました!

Q. Hush×Hushの活動での一番の思い出や、つくってよかったと思ったことを教えてください!

去年(2021年)の学祭で初めて人前で発表をしたときです!それまでは人前で踊る機会がなかったので、そのような時期は自分たちの活動がちゃんと人に届いているのかという不安もありました...。去年の学祭では、最終日の朝イチという人が集まりにくい時間帯で、30分間の披露だったのですが、たぶんですけどステージでの集客率はHush×Hushが一番だった!といえるぐらいたくさんの人が集まってくれたんです。その状況を見たときは自分たちが活動している意味を感じることができて、嬉しかったです! あとは、サークルに入ってくれた子たちがHush×Hushに入ってよかったと日々感謝を伝えてくれるんですけど、その子たちの今の楽しみを作り出すことができたと思えることが私の幸せでもあって、つくってよかったと思えるときです!

Hush×Hushのみなさん

Q. 今までの経験を通して変化したことはありますか?

自分がダンスがしたいと思い立って作ったサークルですが、今では50人ほどの部員が所属する大きなサークルとなりました。「やりたい」を実行することで、これだけの人数を巻き込むことができることに衝撃を受けました。部長として、部員全員が幸せになってほしいと願いながら行動できるようになったことも、人として成長できたポイントかなと思います。これからも自分のやりたいことが結果的に他の人の役に立つというサイクルを大事にして過ごしていきたいです!!


編集後記

お話を聞きながら、前田さんの行動力の高さを私も見習いたいと思いました。 前田茉利佳さん、貴重なお話ありがとうございました☆