教師を目指すモデルの大学生
冨部鈴夏
●所属
教育学部 学校教育教員養成課程中等コース音楽 3年
●出身
鹿児島県 薩摩川内市
●なぜ鹿大に?
鹿児島で教員になりたかったから。尊敬する音楽教諭が鹿大出身だったから。
Q. モデルを始めたきっかけは?
モデルと言われるとお恥ずかしいのですが…(笑)事務所に入っているわけでもないし、フリーで活動しているわけでもなくって、お声がけいただいたら撮影に行くって感じです。はたから見たらモデルという肩書が一番しっくりくるのかも知れないし、お仕事を依頼してくださる方々は私のことをモデルとしてみてくださっているのかもしれないけれど…自分ではモデルだと思っていません!本当に普通の大学生なんです!(笑) でも、できることはやろうと思って、表情の作り方だったり、雑誌を読んだり、自分のこれまで取られてきた写真を見返したりして、動きとか自分の角度をどうしたらいいか考えるし、依頼内容によっては爪や髪色なども変えています!それが自分のできる精一杯のことかなと思って! 活動を始めたきっかけは大学1年生の冬に美容室のサロンモデルとして声をかけていただいたこと。その時、初めてプロのカメラマンに撮っていただいて、ヘアメイクもしていただきました。 そのあとしばらくしてからMiss Universe Japan等の複数ミスコン地方大会(Best of Miss Fukuoka)に出て、特別賞を受賞させていただいたんです。鹿児島ではミスコンもあまりないので、肩書を持っていることということで興味を持っていただくことも多く、パンフレットの撮影や作品撮りに呼んでいただくことが増えました。
↑Best of Miss Fukuokaで特別賞を受賞した時。1番右が冨部さん。
Q. 学校生活と活動の両立は大変ですか?
たまにハードな日がありますね。一番大変だったなと思うのは、テレビの撮影をしたとき!午前中は垂水でキャニオニング(川下り)をして、そのあと急いで学校に戻って4限の授業に参加しました!毎日撮影に参加するわけではないので「大変!!」っていうほどではないですが、活動をしたことによって気力が付いたように思います。
↑垂水でのグランドキャニオン
Q. 今後もこう言った活動を続けていく予定ですか?
私の将来の夢は教員なので、どうしても活動の縛りが多くなってしまうんです。だからこそ、今は学生ならではの貴重な活動期間なのかなと感じますね。でも教員になるからといってこの活動がゼロになるわけではなくって、何かしらの形で生かせたらなと考えています。教員は誰かの前に立ち続ける仕事だから引き続きある程度の美意識は持っていないといけないなと思っていて…また別の形にはなるけれど、今までの経験は活かせるんじゃないかと前向きに考えています!
↑鹿児島県旅客船協会パンフレット撮影
Q. この活動をやっててよかったなと思うことはありますか?
シンプルに自分の写真が超増えるんです!(笑)ヘアメイクさんやカメラマンさん、衣装が違うといろんな自分が見れて楽しいです。これまでに撮った写真一枚一枚に思い入れがあるし、たくさんの方々が関わっているということのありがたみをつくづく感じます。本当に、普通の大学生だけど周りの方々とのご縁とサポートがあってこそ私の活動生活はあって、とても充実した日々を送らさせていただいています!
「イワシとわたし」の取材
編集後記
インタビュー中に何度も「モデルなんかじゃないんです〜!笑」と口にしていた冨部さん。気取らない冨部さんのフランクな人柄がとっても魅力的でした! これからの冨部さんのご活躍を応援しています!