カメラマン兼ライター休学中のフリーランス大学生

鹿大生の写真

竹下 愛華(もなん)

●所属

法文学部 法経社会学科 2年

●出身

鹿児島県薩摩川内市

●なぜ鹿大?

公務員になるコースがあったから

筆者がずっとインタビューしてみたかった友人。彼女は鹿大生という顔を持ちながら、フリーランスでライター・カメラマンとしてお仕事をしている。どのような経緯で始めるに至ったのか改めて聞いてみました。

Q. 今やっていることを教えて!(2022/11月現在)

⚪︎鹿児島騎射場のきさき市:実行委員 ⚪︎real local 鹿児島(https://www.reallocal.jp/kagoshima):ライター ⚪︎web系会社:LPデザイン ⚪︎ITベンチャー:広報(ライティング•sns) ⚪︎単発:SNSマーケティング ⚪︎カメラアシスタント ⚪︎カドニアル(騎射場):学生アルバイト

Q. なぜフリーランスになったのか?

フリーランスになると決めるまでに沢山の過程があります(笑)。最初の契機からお話していきますね。 コロナ禍入学だったこともあり、大学1年生はのんびり過ごしてました。そしてあるオンライン授業のブレイクアウトルームで同じ学年のにしし(西海晴)に出会いました。にししは高校で様々な活動をしていたことを話していたので「すごい!」と思い、速攻インスタで連絡しました。にししがやっていたイベント「とと展」に誘われて覗いてみたところ、今まで出会えなかった面白い大学生と出会いました。そこで鹿大生がやっている株式会社八雲(https://twitter.com/8kumo2020)の存在を知りました。このイベントがきっかけで八雲に入ることとなります。 八雲に入ってから新しいお仕事や活動をさせてもらっていたんだけど、突然八雲がなくなってしまうかもしれないと聞いて…(笑)。八雲がなくなってしまったら自分は何をすれば良いのだろうと考えることになりました。それと同時に趣味で撮っていた写真で初めてお仕事依頼が来たんです。「これからどうしよう!」ということを考えるタイミングが重なり、お金をいただいてお仕事をする以上、責任を持ってやり遂げたかった思いもあったので、先輩に相談した次の日に開業届を出しに行き、見事フリーランスになりました!

Q. なぜ休学したのか?

大学2年生の12月、今からちょうど1年前に休学することを決めました。フリーランスになって少し経ち、様々なお仕事をしていく自分と反して周りの友人は公務員講座の準備を始めていて…。周りの人と同じように公務員になるのか、民間企業に就職をするのか、フリーランスを続けるのか、3つの選択肢があった時に選べなかったんです。フリーランスの活動もまだ中度半端だったこともあり、卒業後もフリーランスで食べていくという選択肢を取るのが怖かったというのもあります。悩んだ末に「とりあえず1年間休学をしてフリーランスでの活動に集中しよう。この休学期間に将来のことを考えよう。」という結論に至りました。1年間好きなことだけをやった場合、1年後の自分がどうなっているのかを見たかったというのもあります。 休学するにあたって親を説得するのに1週間かかったのがちょっと大変だったかな…(笑)。

Q. そもそも写真とライティングを始めた契機は?

写真にハマったのは祖父の影響です。幼少期から写真とカメラの存在は当たり前のものでした。実際に写真を撮ることを始めたのは祖父から入学祝いにカメラをプレゼントしてもらったことが契機です。それからどハマりして今があります(笑)。 ライティングとの出会いは株式会社八雲(前述)のwebメディアで記事を書くことを頼まれたことが契機です。もともと本を読むことが好きで、作文も得意でした。それもあってライティングは自分にとってぴったりだったと思います。最近はコピーライティングをする機会もありますが、難しいので勉強中です…。

もなんさんが撮影した写真

Q. 将来どのようなことをしたいのか決まった?

昨年、自分の将来に悩んでいた時よりは少し明確になりました。まず、”場所に縛られない生き方”はしたい。あと、”25〜30歳には仕事で何か大成”したい。そして、”35歳の時には独立”して家庭を持って鹿児島にいたい。1年間自分の生き方・働き方を考えながら行動したからこそ見えてくるものがあったので、休学という手段を取ったのは正解だったなと思っています。

もなんさんが撮影した写真

編集後記

取材を通して挫折を乗り越えて努力して今やりたいことを見つけていることがとても伝わってきました。にこにこ笑顔のもなんちゃんが優しい人たちに囲まれながらやりたいことをやっている様子が目に浮かんだ時間でした。